ブログ
歯肉炎と歯周炎

こんにちは歯科衛生士の福原です(^^)
やっとここ最近春らしくなってきましたね🎵
お日様がポカポカで気持ちいい〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
でも…私の嫌いな虫さん達もチラホラ見るようにもなりました(ーー;)
もう少し虫さんはゆっくり眠っていても大丈夫ですよーー‼︎
って言いたくなります笑

今日は歯周病のお話しを少ししたいと思います★
”ししゅうびょう”と言う言葉はよく耳にすると思います。
皆さんは健康なお口の中の状態をまずご存知でしょうか?
健康な歯肉
健康な歯肉
特徴
薄いピンク色の歯肉。
歯と歯の間に歯肉が入り込んで弾力がある。
歯肉が引き締まっている。
ブラッシングでは出血しない。

↑この状態から歯垢が付着して歯茎に炎症がおこると歯肉炎になります。

歯肉炎
歯肉炎
特徴
赤色の歯肉。
歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らんでいる。
ブラッシングで出血する。
腫れた歯と歯肉との間に歯垢が溜まり悪化する。

歯垢を放置するとそれが唾の作用で固まり歯石へと変わります。歯石は歯ブラシでは除去でません。
長年放置すると歯槽膿漏となっていきます。

歯周炎
歯周炎
特徴
赤紫色歯肉。
歯と接してい る歯肉が更に腫れる。
ブラッシングで出血や膿がでる。
歯と歯の間が広がり、食べ物もよく詰まる。
歯肉が退縮して歯が長く見える。
歯周ポケットが深くなり骨(歯槽骨)が溶ける。

歯周炎を放置すると歯を支えている骨がどんどん無くなり、やがては歯がポロっと抜け落ちます。
1本抜けはじめると、他の歯を支えている骨ももちろん溶けているので次から次へとグラグラしだして抜けていきます。

1度抜けてしまった歯は元には戻りません。
今のお口の状態を維持できるように必ず定期検診は受けて下さいね★

^